8. 母子手帳
ありません。Brigham OB/GY Groupでは、日本の母子手帳の妊婦検診欄とほぼ同じ内容の二つ折りの厚紙に検診結果を記入してくれました。日本の親戚にたのんで転出当時の役所から母子手帳をもらったり、インターネットで日本語/英語併記母子手帳を購入された方もいます。私も手に入れて自分で書き込んでいます。
生まれた赤ん坊の予防接種については、かかりつけ小児科医が予防接種記録と身体計測の記録カードを、発行してくれます。このカードが、正規の予防接種記録となり、米国での就学などでも有効だそうです。
9. 通訳
医療通訳は、無料で予約できる施設は多いはずです。が、依頼していたのに来なかった、といった場合もあります。通訳が必須の場合には、通訳の予約を入れてから、それに合わせて受診予約をいれるといった方法をとった方もいるようです。通訳を頼んだことのある人から、よかった通訳さんの連絡先を聞いてみるのも一法かもしれません。一度通訳を利用すると、それ以降の受診予約をその通訳さんの都合に合わせていれてもらうことも可能、とか。
10. 投薬
妊娠中期の血液検査で貧血があった場合:血液検査の結果を確認したナースから電話がかかってきて、鉄剤(スローフィー、Slow Fe)を薬局で購入/服用するよう指示されたそうです。もともと貧血のある場合、妊娠初期のビタミン剤処方と一緒に鉄剤を処方されることもあるそうです。妊娠中に服用して構わない市販薬(OTC:over the counter)については、初診時に一覧表をくれました。
11. 母親教室 Maternity class
BWHではIsis Maternity(617-264-4747、ブルックラインビレッジ駅前)というところが一括してやっていて、妊娠21週になったら電話するようにすすめられます。コースは有料でパートナー参加が推奨され、兄姉児の同伴は不可なので私は行きませんでした。初産の方で計五回のコースを受けた方は、『とてもよかった』そうです。経産婦用の土日2回コース、マタニティエアロビクス、新生児の蘇生法などなどさまざまなコースがあります。Beth Israelでは、病院見学と一緒のコースがあるらしいです。
また、BC/BSのような保険会社も無料の産前講習を行っています(詳細は不明)。また、例えばBC/BSでは、妊娠すると”Living Healthy Babies”という無料プログラム参加の誘いがあり、希望の葉書を出すと産前ー産後にさまざまな子育て情報/書籍を送ってくれましたが、けっこうよかったです。ナースによる24時間受け付け電話相談もあるそうです。個人的によかった妊娠本は(立ち読みですが)Your Pregnancy Week by Week by Dr. Glade B. Curtis:図が多く、文章は短く、週ごとに解説。そして男性パートナーが何をヘルプしたらいいかが書いてあるのも好感:『今週から通勤途中にちょっとした手伝いを。たとえばクリーニング屋に寄ってあげましょう』。前出のIsis Maternityには、妊娠子育てに関する雑誌/書籍が自由に読めるコーナーがあります。MGHなどでは職員にマタニティー・子育て関連の本の貸し出しもしていますので、こういう情報も職場からもらえるかもしれません。
12. 病院見学Maternity tour
産院では、マタニティーツアーがおこなわれています。BWHでは、平日/休日、昼間/夜間に成人向けのツアーがあり(子どもの同伴不可)、月に1回週末に姉兄のための見学ツアーもあります(子どもOKですが産室のあるフロアには入れません)。参加登録はBWHではインターネットで予約できました。
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