Thursday, July 26, 2007

スカイプで電話しよう

スカイプは、コンピューターを経由した電話です。
くわしくは、こちらへ。

1. 料金(2007年7月現在)
a. Skype同士が無料。
b. Skypeから普通の電話にかけるときはSkypeOutを利用する。
接続手数料 ¢3.9
日本の固定電話への通話料金 $0.023/min
日本の携帯への通話料金 $0.154/min
アメリカ国内電話へは、1年$29.95でかけ放題

c. 普通の電話からSkypeで電話を受ける場合は、SkypeInを利用する。
アメリカ固定電話番号を作る場合は3ヶ月$18、1年$60になる。

2. 必要なもの
a. Windowsの場合
Windows Windows 2000またはXP
b. Macintoshの場合。
Macintosh computer with G3, G4, G5, or Intel processor
Mac OS X v 10.3.9 (Panther) or newer
128 MB RAM
75 MB free disk space on your hard drive

c. High Speed Internet

d. コンピューターにつなぐマイクあるいはヘッドホン、またはビデオカメラ。WiFiの環境ならば、WiFiテレフォン。

3. ダウンロード
スカイプは日本語版はここからダウンロードできます。
英語版はこっち
指示に従って、自分の情報を入力する。

4. 料金の支払方法
クレジットカード、Paypalを含め多々あり。
最近Walmartでプリペイドカードが購入できるようになった。

5. 他のSkypeの人を、自分のアドレス帳から探す。
a. 「ツール」をクリックする.
b. 「コンタクトをインポート」をクリック。
c. 自分の使用しているメールソフトの情報を入力する。
d. 自分の連絡したい人に連絡する。Skypeを持っていない人は招待する。
(Skypeは登録してあるe-mailアドレスをメールソフトの情報と照らし合わせて「Skypeを使っているかもしれない人」と探し出していると思われます。)

6. その他
a. 去年SkypeOutを試したときに比較して、格段に音声が良くなっている。
b. 10人まで同時にしゃべることができる(会議機能)。
c. 会議機能は、別に電話とコンピューターでも問題ないらしい。
d. 会議機能の場合は、ビデオカメラは使えない。

7. 他のサービスとの比較。(まだしたことがない)
a. Windows live messenger
b. Yahoo messenger

第1回勉強会(2) K99/R00 (NIHのグラントについて)

今回はK99/R00について簡単に発表しました。
(「簡単に」なのは、まだ発表者がまだ全容を把握していないからです)

K Kiosk
ポスドクからPI(principal investigator)になるまでの期間に使用されるグラントである。K99/R00はそのうちのひとつである。

1.主な内容。
a. 最高5年
前半の2年間はメンターつきの下積み期間。(Kシリーズはメンターつきのグラント)
後半の3年間は、独立してPIになる。(RシリーズはPIのためのグラントなのでR00という名前がある)
Tenure-trackつきのPI (Assistant professor) にならないと、後半の3年分はもらえない。
給料込み。給料は取ってないので不明だがポスドクより多いはず。
b. 年間約150 人らしい。採択率約10%。
c. 6月、10月、2月の年に3回応募できる。
d. 過去の取得者を見る限り、天才あるいは秀才の人のみ。
(それでも、他に応募できるものがないから発表者は応募します)
e. 現時点で日本人がいない。

2.応募資格
a. Kシリーズでcitizenship無しでも応募できる唯一のグラント。Citizenship (Green card)ありの場合は他のがたくさんある。
b. PhDあるいはMDを取得してから研究を始めて5年以内でないと応募できない。
c. Committeeに参加できるほどの人(Assistant professor以上)は応募できない。

3.必要書類
a. 自分について、The candidate
b. これからの研究について。研究計画 (Specific aims)はデータ入りである。この研究がR01のようにデータが十分必要かどうかは不明。
このaとb が25ページになる。
c. 推薦書3通。
d. メンターは、今までPIになった人を出した人以外はなれない。メンターからの手紙必要。メンターは数人いてもよい。
e. 共同研究の場合、その人からの手紙も必要。
4. その他もろもろ。(まだ把握していない)
現在のところ郵送することになっている。そのうちElectric submitをするらしい。
各大学のGrant Officeに「K99/R00を応募する」ということを連絡する。

4. 注意点
2ヶ月ぐらいでは終わらないので、余裕を持って挑んでください。(発表者は終わらずに挫折しました。次回。。。。)

5. 参考資料
K99/R00のページ
(Key Datesを見てあたらしいものを確認すること)
K99/R00申請書類
R01と大体同じ書類だが、K99に必要でないものと必要なものが混じっているので、最初にふるい分けが必要。

島岡さんのブログ ハーバード大学医学部留学・独立日記「全米トップ50のポスドクは"専門バカ"ではない」
NIHのCareer Award Wizard

6. 備考
Green cardを持っている場合は、K01に応募でき、これは採択率約30%であり、「研究始めて5年以内」というような制限はないらしい。

Monday, July 23, 2007

第1回勉強会(1) Dental Insurance

発表内容
今回は各自のDental Planについてディスカッションしました。
私の場合、研究所のBenefitの一つとして、BlueCross BlueShieldDental Blue Program 2 (Orthodontic Coverage)に入ることができました。$25/monthを9ヶ月支払うことで(研究所が$25を出してくれ、年間$250のプランになっている)、保険でカバーされる治療は年間$1,000分、保険会社が支払ってくれます。保険で100%治療費がカバーされた場合、自分で支払うのはco-paymentだけです。

通常のメンテナンス(consalting, cleaning, X-rayなど)は100%保険でカバーされ、親知らずを抜いたり、小さな虫歯を削ったり、Amalgamという銀の詰め物をするような治療は80%のカバーです。

これはあくまでも私の例です。必ずご自分の所属する大学・研究所・会社のHuman Resourcesに問い合わせ、確認を取ってください。

酷い虫歯になり、根幹治療(神経を抜く)を行い、ブリッジ(両側の歯で支える差し歯)やクラウン(残った歯の上に人工歯をかぶせる)を作ったり、インプラント(顎骨に金属土台を埋め込み人工歯をかぶせる)の治療を受けたりすると、保険でほとんどカバーされずトータルで約$1000~3000の治療費が掛かることがあります。

感想
各自のプランを見てディスカッションした結果、やはりできるだけ早く保険に入り、定期的なメンテナンスを受けて、虫歯は小さいうちに治療してしまうのが一番ということになりました。Planによっては保険料を支払い始めてからある一定の期間が経たないと、実際に治療費が保険から支払われないということがあるそうです。お気をつけ下さい。

大学に所属している方は、自分の所属する大学のDentalに行くと安くなったり、学生さんにやってもらうと無料になることもあるそうです。

最近、日本でもクラウン・ブリッジ・インプラントなどの治療は受けられるそうですが、保険外の治療が多く、同じように高額の治療費が掛かるようです。日本人で30〜40代の方は、歯科治療として日本で定期メンテナンスを受けてきていないので、虫歯率が非常に高く、しかも虫歯が酷くなってから歯医者に行くので最悪な状態になるようです(治療費も高く、入れ歯になる確率高し)。

もし日本に帰国する予定があるようでしたら、どちらで治療を受けた方が良いかどうか考えるのも良い手かもしれません。

しかしどちらにしても、定期的なメンテナンスが大事のようですね!

■歯科用語
Root canal therapy:根幹治療
Orthodonic:歯列矯正
Amalgam filling:銀の詰め物
Crown:クラウン(人工の差し歯)
Bridge:ブリッジ(両側の歯で支える人工差し歯)
Implant:インプラント(顎骨に金属土台を埋め込み人工歯をかぶせる治療)

参考リンク
■歯医者の評判を調べるには?
The Good Dentist Guide - Boston, Massachusetts@DR. Oogle
Dental Plans@Boston University
BUで受ける歯科治療・保険についてまとめられている。各歯科治療の料金表が参考になりそう。
料金表国際ビル歯科
インプラント 専門サイト「インプラントネット」
東京予防歯科研究会

ボストン歯医者リスト
Yamamoto & Associates
1400 Centre St., Suite 103
Newton Centre, MA 02459
(617)-964-0063 (English)
(617)-332-7947 (Japanese)

Sunday, July 22, 2007

プロ研の世話人(アイウエオ順)

荒井 健 Instructor, Massachusetts General Hospital

荒井 純子 Tufts University JaRAN幹事

浜田 智代 Postdoctral Research Fellow, Boston Biomedical Research Institute、JaRAN幹事

林 千絵 Postdoctral Research Fellow, Boston University School of Medicine

安田 圭 Instructor, Boston University School of Medicine

「プロ研究者への道」とは?

プロ研は解散しました。

「プロ研究者への道」は北米に長期滞在しているポスドクを中心とした、研究者の為のグループです。自分たちの経験・知識・情報をお互いに提供しあい、ともに勉強していきます。

主な活動はメーリングリストやブログで行い、月1回勉強会を行っています(第3土曜日、午前10時〜12時)。勉強会会場はBoston, MAです。


目的:
北米で長期滞在を考える研究者の
(1)生活環境をより良いものにする
(2)キャリアを発展させる
主なトピックスは生活情報(保険、リタイアメントプラン、税金、ビザ、グリーンカード取得など)から研究費の取り方・就職活動まで多岐に渡ります。勉強会では各自調べてきたこと・経験などを発表し合います。

メンバー:

ポスドクが中心ですが、Instructor、PI、企業で研究に携わる方、研究者の家族、大学院生など「情報をシェアし、ともに勉強していく」という趣旨に賛同してくださる方なら誰でも参加できます。

JaRANとの関係:
ボストンにはJaRAN (Japanese Researchers' Academic Network
of Greater Boston)
と呼ばれる大規模な研究者ネットワークが存在しています。「プロ研究者への道」というグループはJaRANに協力していく予定です。

現在、「プロ研究者への道」の世話人がJaRANの幹事として参加しています。大人数を対象とするセミナーなどの企画があれば、場所確保・アナウンスなどの協力を世話人の方からJaRANにお願いし、グループで蓄積された情報は、公開可能なものはできるだけJaRANのWeb siteで公開する予定になっています。

「プロ研究者への道」
メンバー ← → メンバー
知識・経験のシェア

イベント・セミナーの手伝い ↓ ↑ 勉強会のセッティング

世話人/JaRAN幹事

イベント・セミナーの企画  ↓ ↑ セミナー会場・Web siteの提供
蓄積された情報の公開        アナウンス
JaRAN

グループについて:
2007年6月23日 ミーティング・「プロ研究者への道」スタート
メンバー数:12人(2007年7月21日)
28人(2007年10月13日)
43人(2008年02月20日現在) 
64人(2008年11月1日現在)