Tuesday, February 3, 2009

論文のcorresponding authorについて

Corresponding authorについて、プロ研のメーリングリストで話題になった話を載せます。

論文のCorresponding authorは論文の責任者であり、reprintの依頼、あるいはサンプルの譲渡の依頼への対応をする人であるが、実はそれ以上の意味があるらしい。

Corresponding authorのところへくる依頼
・論文のReviewの依頼
・招待講演の依頼
・仕事の誘い
・仕事の依頼
・JournalのEditorの仕事の依頼
・JournalのEditor-in-Chiefへの依頼

これらの仕事の依頼は、last authorではなく、すべてcorresponding authorへくる。Multidisciplinary な環境では、last authorとcorresponding authorを別々にすることをよくやる。そういう場合はCVにlast authorでなくてもcorresponding authorだということを明記する。

普通はポスドクはcorresponding authorになれない。普通はボスが承知しない。しかし、double corresponding authorにしてもらえる場合もある。その場合は、ボス(last author)とポスドクあるいはインストラクター(first author)の両方をcorresponding authorにする。投稿する時はcorresponding author欄は一人なのでボスの名前で出すが、最終的なpublicationではdouble corresponding authorにする。 いずれにせよ、ボスとの交渉が必要かと思われる。

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