今回はプレゼンテーションの仕方について勉強しました。
プレゼンテーションの骨格は次のようにするとわかりやすくなります。
1.Say what you are going to say
2.Say it
3.Say what you said
プレゼンテーションの最初に内容の結論を話すかどうかについては意見が分かれました。
しかし、聞く側からすれば、結論を話さなくとも、タイトルのほかに少なくとも「今日は何をしゃべるか」を示したスライドがあるほうがいいかと思います。特に1時間のセミナーの場合は、どこへ連れて行かれるかわからないプレゼンテーションは聞く側にとっては苦痛です。
今回はTedの
Brian Greene: The universe on a string
を見ました。
他にプロ研MLで話題になったこと。
1.ふつうプレゼンの中で記憶に残るのは、ほんの数%である。 大事なことは何度でも言う。
科学者は自己陶酔している人が多すぎて、いかに自分の生データがすばらしいか、とばかりデータをこれでもかこれでもかと出してくるが、結局聴衆の頭に残る(残ればまだいいほう)のは最後の結論のスライドだけである。
できるだけ生データはださず、サマリー図のスライドを多用する。大事なことは大きな字で何回でも何回でも刷り込むこと。
大事なことは大きな字で何回でも何回でも刷り込むこと。
大事なことは大きな字で何回でも何回でも刷り込むこと。
そうすれば、聴衆は覚えてくれる。細かいデータは同じ分野の人でもおぼえてくれない。
2.場数を踏むこと。アメリカ人にとってもpublic speechは「死より怖いか、死の次ぐらい怖い」らしい。 数をこなすことによって、だんだん聴衆の前でのスピーチに慣れてくる。
3.原稿を読まないほうが好印象らしい。
ポスドクアプリケーションの時に手元の原稿を読んでプレゼンしたラボは見事に落とされた。それ以降、「自分の言葉」でプレゼンしたラボは全て高評価だった。
4.発表するテーマにおいては、発表者以上の専門家はいないのだから、自信を持つこと。
参考文献
・研究者のためのプロフェッショナル根性論 第9回 心に残るプレゼンテーション
・科学者の心構え Tell me a story
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