Saturday, September 22, 2007

第3回 (1)「研究者とその家族のためのパーソナル・ファイナンス講座」 リタイアメントプラン

・米国社会保障と日本国民年金
それぞれの制度の概要と、日米社会保障協定についてお話しました。社会保障は10年、国民年金は25年の加入期間が必要ですが、社会保障協定により、日米の加入期間を合算できるようになりました。

・リタイアメントプランの必要性
社会保障も年金も、将来、自分がどれだけ受給できるか分かりません。自分で拠出(お金を出す)するタイプのリタイアメントプランで老後の収入を確保する必要があります。

・リタイアメントプランの利点
税金の優遇措置と雇用主による拠出が利点です。拠出金や引き出し時にどのように優遇されるか、2つのタイプについて解説しました。また、雇用主の拠出の利点についても解説しました。

・転職、帰国の際にどうするか
転職の場合、リタイアメントプランは自分のものであり、移動が可能です。また、帰国する場合はいくつかの問題があり、日本では米国の非課税措置と関係なく課税される場合があります。

感想
リタイアメントプランは老後も自己責任で収入を確保するという考えに基づいています。今回の発表で、その基本的な考え方をご理解いただけたと思います。

参考リンク
目指せFI www.mezasefi.com
The Internal Revenue Service(米国内国歳入庁) www.irs.gov
About.com retireplan.about.com

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